健康

コロナワクチン体験 1回め

2021年6月20日に1回目のコロナワクチン接種をしました。

ソフィーの勤め先が自治体の接種会場となっていて、ワクチンが余った日は職員の希望者に接種してくれました。
日によって余らない日もあるので、その機会は突然くるのですが、希望者は全員接種できました。
接種のために休みを取る必要もないので、ある意味恵まれた環境です。
50代半ばのソフィーは、日ごろ体を鍛えていて健康なので、副反応なんてほとんどないだろうな、と高をくくっていました。そんな思いとは裏腹に、想定外の苦しみを体験したので、報告します。

なお、これはソフィーの個人的な体験であり、ワクチンによる副反応は人により異なることを、あらかじめおことわりしておきます。

接種まで

ソフィーは自治体接種開始後2日目に順番が回ってきました。
16時に会場に行くようにとの呼び出しがあり、15時半には仕事を切り上げて会場に向かいました。

会場に着き、受付で名前を伝えると、すでに名前と住所が印刷された問診票が用意され、設問に回答を記入するだけになっていました。
待合室の椅子に座り、問診票に記入しながら順番を待ちました。

ワクチン接種はカーテンで仕切ったブース内で一人ずつ受けます。
順番がきて中に入ると、中では3人で仕事をしていました。
たぶん、打つ担当は研修医です。そしてもう一人の先輩医師が問診をしたり、消毒綿や絆創膏の準備をしながら研修医の仕事を監督したりしている感じでした。あとの1人は、何をしていたのか、ちょっとわかりません。

接種する部位は左腕の肩先から3~4センチ下の部分です。
長袖シャツを着ていたら、袖をまくり上げることができないくらい腕の上部に打つので、半袖を着ていった方がいいです。

針を打つときにチクッとして、薬剤を注入している間も痛みを感じましたが、それほど強い痛みではありませんでした。
絆創膏を貼り、ブースの外に出て、経過観察用のエリアで椅子に座って15分間待ちます。
ここには、病院によくある会計待ち番号のディスプレーが置かれていました。
問診票を記入しているときにもらっていた、番号用紙の番号と残りの待ち時間が表示され、15分経ったら番号の色が変わり、退室可能となります。
食物アレルギーのある人は30分待ちとなっていました。
私は特に何の変化もなく、無事に1回目のワクチン接種は終了しました。

接種後の3日間 思いの外の苦しみを味わう

会場を出てきたのは16:45頃だったので、その日はそのまま帰宅しました。
何の変化もなく、普通に食事をしてお風呂に入り、就寝しました。
日頃から食べ物に気を使い、体を鍛えて健康に気を付けているし、薬やワクチンで体調を崩したこともないし、私には副反応などないだろうと、楽観視していました。

ところが夜中の3時ころ、腕の痛みで目が覚め、そこから私の苦難が始まりました。
腕を動かしたときの痛みが尋常ではないのです。
日常的な動作のたびに腕に痛みが走るので、そのたびに「うぅっ」となって動きが止まり、動作そのものがスローになります。
そんなことを繰り返しているうちに体力は消耗するし、寒気とだるさも襲ってきました。
翌日の仕事はなんとかこなしましたが、夕方には限界に近づいていました。

やっとのことで帰宅した時にはシャツを脱ぐ力もなく、夫に手伝ってもらって着替えを済ませ、ベッドに直行です。
夜には熱が37.3℃になりました。微熱ですが、この3年以上発熱することのなかった私には堪えます。
翌日も体力は戻らず、ワクチン接種3日目に仕事を休むことになりました。

休んだ日は、熱は下がっていましたが力が出ず、1日寝ていました。
頭痛をしたことのない私ですが、後頭部がズキズキとします。

接種4日目 やっと元の生活に

4日目には腕の痛みも軽くなり、やっと普通の生活に戻ることができました。
職場では皆が心配して声をかけてくれました。そのたびに「私、実年齢よりも若かったみたい!」「もう、若くて困るわ!」と明るく切り返して盛り上げてみました。

痛みを全く感じなくなったのは5日目からです。
この調子だと、2回目の接種がどうなることか思いやられます。
でも、それを上回る利益(コロナ感染防止効果)を考えると、私には接種しないという選択肢はありません。国が無料で提供してくれるワクチン、早く多くの人に行き渡ることを願います。

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